Cha-ble_Vol16
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丁寧な手仕事と 先進の衛生管理  港で選別・洗浄されたかきは、紫外線滅菌された海水プールに殻付きのまま1日浸け体内をきれいにします。そして、かき打ち。熟練の打ち子さんたちが手かぎを使って殻を開いてむき身にします。手早く、しかし傷がつかぬよう丁寧に。かきの鮮度を守るため作業場は冬でも暖房がありません。おいしさを届けるための、手間を惜しまぬ手仕事です。  むき身のかきは製造ラインで冷却殺菌海水でさらに洗浄され5度以下の冷蔵庫で低温保存。パック詰めされて出荷されます。製造工程でこだわっているのが厳重な衛生管理。週に3回、第三者機関である微生物検査センターに原料や製品を持ち込み細菌検査を実施。厳しいチェックをクリアした商品だけが出荷されます。  島や岬に囲まれた波穏やかな瀬戸内海は養殖筏の設置に最適な環境でした。また、かきのエサとなる植物プランクトンは中国山地の豊かな森林から流れ出る川が湾へと運んできます。その恵まれた自然環境のもとで、丁寧な手仕事と先進の衛生管理にこだわる人々の英知が広島かきのおいしさを守り続けていました。 広島湾に浮かぶ養殖筏。1枚の筏の下には6~9mのワイヤーが約700本、1本に約40個のかきが吊るされています。 かき打ちの打ち子さんは1日に2,000~3,000個をむき身にします むき身になったかきは殺菌海水で洗浄し5度以下で低温保存します 船から養殖筏(10m×20m)に乗り移って作業をする漁師さん 微生物検査センターで厳重に安全性チェックを行った製品だけが出荷されます 「広島かき」を味わう 「広島かき」を味わう 冬が旬のほうれん草と組み合わせてしっかりミネラル補給。かきの旨味とオイスターソースの相性も抜群です。 かきとホワイトソースのクリーミーな味わい。オーブントースターでこんがり焼いてアツアツのうちに召し上がれ。 かきと野菜を卵でとじて柳川風に。ささっとできて簡単。鍋が恋しいこれからの季節にぴったりのメニューです。 かきとほうれん草の オイスター炒め かきとほうれん草の オイスター炒め かきのドリア かきのドリア かきの柳川風 かきの柳川風

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