Cha-ble_Vol16
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2食に携わる企業の責務として  朝食をとらずに登校したり、偏った栄養摂取など、子どもたちの食生活の乱れが問題視されています。 健全な食生活は子どもたちが健やかな心身を育むために不可欠であり、大人になってからの食生活にも大きく影響します。子どもたちが成長期に食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるためには、幼いうちから食べもののもつ役割を学び、食べる楽しさを体験することで食べものを大切にする気持ちを育んでいくことが必要です。 こうした中、カスミは2003年から積極的な食育活動を展開しています。スーパーマーケットツアーは、地域の園児や児童をカスミの店舗に招いて行う食育体験学習会。2012年度は年間327回開催し、8千429名の子どもたちがカスミの栄養士の指導のもと野菜や果物を見て、触れて、食べて学びました。こうした食育活動をカスミは食に携わる企食べることは生きること。生産者と連携し子どもたちに食の大切さを伝えたい。食育食べることは生きること。生産者と連携し子どもたちに食の大切さを伝えたい。子どもたちが大好きなウインナーソーセージ。ふだん何気なく食べている食品がどこでつくられて食卓に並ぶのか。また、スーパーの店頭でリサイクルボックスに入れたトレーはどのように再生されるのか。食育の一環として子どもたちに体験の場を提供する工場見学ツアー。そこには「安全性や環境への想いを次の世代につなげたい」と願うメーカーと小売りの連携があります。日本ハム茨城工場(茨城県筑西市)工場見学ツアーの一環で行われた手作りウインナーソーセージづくり。およそ2時間で作った約30本のウインナーソーセージはツアーのお土産に(茨城工場に隣接する下館工房)

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