環境・社会貢献活動
「わたしの企画」応援します!実施報告
話芸集団「ぶれさんぽうず」つくば公演
朗読のいろいろ~話語読誦の世界~
藤田加奈子さんの企画、話芸集団「ぶれさんぽうず」による朗読の公演が12月1日カスミつくばセンターで実施しました。岸田今日子作「鏡」をはじめ歌舞伎十八番「外郎売」など全5作。朗読の声の抑揚、呼吸との間のリズムで、物語に引き込まれて行きました。※ 話語読誦・・・「話す・読む・語る・誦ずる」の4態
朗読の合間に入るフルートの音色は、舞台空間を更に引き立てました。
平家物語巻十一「那須与一が事」の軍記物語、桃太郎と金太郎の術くらべ技くらべのひねりを入れた作品の朗読には劇場の舞台を見ているように感じられました。
今だから伝えたい!・・・被災その時、生きること食べること
11月17日カスミつくばセンターで、須江多恵子さんの企画を実施しました。東日本大震災の経験から、被災その時・・・その瞬間から「生きる」ための選択や決断、そして「食べる」ことを確保しなくてはならないこと、その時に得た知恵や工夫を皆さんにお伝えし、これからの備えに少しでもお役にたちたいと企画したイベントです。
非常時に創意工夫で献立を豊かにし、避難生活が少しでも明るく前向きになれるようなレシピをもとに、
定期的に防災食の点検や賞味期限の近い食品の整理をかねて、おいしく食べられるアレンジメニューの提案をしました。
第1部は東日本大震災の体験談と知恵と工夫の非常時メニューのミニ試食会を行いました。また、復興ソングを参加者全員で合唱したり、写真家・齋藤さだむ氏撮影による被災地の写真の展示や防災グッズの展示なども行われました。
第2部は「実は日本の常備食材こそ防災食だった」と題し、乾物などを使ったレシピをもとに、調理をしました。非常時に簡単で、工夫されたメニューに参加者も防災の意識を再認識しました。
あっ!縄文フェスティバル
上高津貝塚土器づくりの会と、古代織研究会の皆さんによる「あっ!縄文フェスティバル」と「野焼きイベント」を10月13日と11月19日にカスミつくばセンターで実施しました。
10月13日は「みんなで体験しよう!縄文ものづくり」をテーマに手作り体験をしました。植物(カラムシなど)の繊維を編んだアンギン編では、コースターづくりや、粘土からオリジナル土器やペンダントトップに出来る縄文風アクセサリーづくりに、子どもたちはもちろん、大人も童心にかえって楽しみました。作った土器などは約1ヶ月間乾燥し、野焼きをして完成させます。
会場内ではギターやリコーダーのミニ演奏会も行われました。
11月19日は前回ものづくり体験で作った土器やアクセサリーを焼きました。火おこしも体験して、点いた種火を使って枝や木に火をおこします。火がオキになったら、乾燥させておいた土器などを入れて本焼をします。自分で作った土器が見事に完成し、皆さん大満足の一日となりました。
※ 火がオキになる・・・火力が安定すること。