Cha-ble_Vol20
5/16

5特  集Discoveいいね!慣れ親しんだカスミのふれあいスペースで健康体操教室を開催つくば市 保健医療部 健康増進課健康増進施設いきいきプラザ保健師酒井みゆきさん つくば市では10年以上前から、高齢者を対象とした健康体操の出前教室を続けてきました。しかし集会所がない地区もあり、より多くの市民が集まりやすい場所がないか探していたところ、フードスクエアカスミ大穂店さんの協力を得ることができました。店内のふれあいスペースは、約40人が体操できる広さがあります。ここに体操目的で集まった皆さんが、帰りがけに買い物をすることもできますし、いつでも来られる場所なので昔の集会所に替わる地域コミュニティの場にもなりそうです。 今後、地域に根ざしたカスミさんの協力を得て、他の店舗や移動スーパーへと活動の場を広げていければと考えています。の食材や新商品を使ってほしい」と毎日のように要望が寄せられ、それらを取り入れたメニューも積極的に提案しているそうです。会話を大切にした頼りにされる相談窓口 松村さんの仕事はメニュー提案にとどまらず、いわば相談窓口の役割を担っているのが大きな特徴です。新商品や売場の案内、車イスのお客さまのお手伝いなど、臨機応変に対応。また、老老介護で妻のために慣れない料理をする高齢男性、毎日のお弁当作りに悩む主婦、初めて一人暮らしをした若い会社員など、必要とする情報は人それぞれ。一人ひとりの話にしっかり耳を傾け、そのつど親身に考えながらアドバイスをしています。 「料理の話から身の上話になることは多いですね。相談にのったり、慰めたり励ましたり。お客さまが話をしたくて来てくださるので、私も休んではいられません。この仕事を誇りに思い、毎日楽しく働いています」 お声掛けをするときは必ず「何人分作りますか?」と尋ね、食卓の風景を思い描きながら分量などをアドバイスするそうです。クッキング・コミュニケーションコーナーの顔として生き生きと活躍する松村さんに、中根修店長は大きな期待を寄せていると話します。 「目先の売上よりも、お客さまから頼りにされる価値の方が大きいと考えています。しかも、お客さまとのつながりを広げる松村さんを、従業員も頼りにしている。季節のイベントのときなど、みんなを巻き込んでお客さまに提案しようという一体感が生まれており、そうした自主的な動きを今後も牽引してくれるよう期待しています」 「クッキング」と「コミュニケーション」の両方を大切にした絶妙なバランスが、お客さまと従業員の双方に大きな効果をもたらしています。iscove食が結ぶ地おいしさと健康歌いながら体を動かす健康体操教室は、買い物に来たお客さまも予約なしで参加できるフードスクエアカスミ八潮駅前店中根修店長

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です