Cha-ble_Vol20
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7特  集Discover iscover 食が結ぶ地域地域の味を生産品化することができました」茨城のこだわりコーヒーとお菓子のコラボギフト 大地の恵みが口一杯にひろがるお菓子は、地元で徐々に人気を集めていきました。その評判と品質にカスミ地域商品開発部が注目。カスミではかねてより地域の逸品の発掘に力を入れていたことから、「地域商品」コーナーでの販売をスタートしました。 そうした取り組みの一環として、冬ギフトで地元の選りすぐりの商品を「茨城味自慢」として展開。地域商品開発部では、目玉ギフトの一つとして、ひたちなか市のサザコーヒーとナガタフーズのコラボ商品を両社にご提案しました。サザコーヒーはコロンビアに直営農園を持ち、茨城で愛され続ける名店です。両社から快諾を得て、カスミだけのオリジナル「サザ&ナガタフーズおもてなしセット」が実現しました。コラボ商品の提供は、カスミ初の取り組みです。 永田取締役はサザコーヒーの鈴木太郎副社長とは旧知の間柄ですが、コラボという発想はなかったといいます。 「サザコーヒーさんとコラボできるのは光栄なことです。カスミさんが間に入ってくださったので、打ち合せもスムーズに進みました。あとは注文を待つだけです」 「すいーとぽてと」は冷やしても美味しいため、夏場はアイスコーヒーと詰め合わせるなど、カスミではコラボ商品のシリーズ化を検討しています。 さらに、「笠間市友部地区は坊ちゃんかぼちゃに先進的に取り組んだ地域なので、それをアピールするためにもかぼちゃの新商品をぜひ開発したい」と意欲的に抱負を語る永田取締役。地元農作物を使い、生産者も消費者も喜ぶ新しいお菓子がまた一つ誕生しそうです。冬ギフト「茨城味自慢」初のコラボ商品サザ&ナガタフーズおもてなしセットさつまいもにブランデーや卵黄を練り込みオーブンでしっとりとした食感に焼き上げるより美味しく安全な商品を提供するため加工技術の研究や品質管理に力を入れるいいね!生産農家 関 大輔さん 大洗の海を見下ろす高台に畑があります。このあたりの土地は水はけが良く、昔から甘いさつまいもが育つと評判でした。うちの畑では、さつまいも、ダイコン、ニンジン、ジャガイモなどを輪作。ナガタフーズさんとのお付き合いはダイコンから始まりました。 出荷するさつまいもの品種は、紅あずまと紅まさり。収穫時に、規格外に大きいものを加工用に選別します。大きいものは家庭での調理には不向きで売れませんが、加工には適しています。生産者としては、さつまいもを無駄なく使ってもらえることも、加工されて多くの人に食べてもらえることも、大変うれしいですね。甘く大きく育ったさつまいもはお菓子の加工に最適です

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