Cha-ble_Vol21
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20032004200520062007200820092010201120122013201420151854592,6857,4369,0667,8216,9587,4557,4888,42910,13110,6799,77602,0004,0006,0008,00010,00012,000(年度)(人)との食習慣を次の世代にきちんと伝えていくことも、食品スーパーの大切な役割と考えているからです。 地域に根ざした食品スーパーだからできる体験の場づくり。カスミはこれからも学校、地域、家庭と連携しながら、店舗を活用した子どもたちの食育に貢献していきたいと考えています。企業の責務として食育に取り組む スーパーマーケットの売場に並んでいる野菜や果物は、どこで、どんなふうに育てられているのだろう。子どもたちのそんな素朴な疑問に答えるために、カスミは「ファイブ・ア・デイ イキイキ収穫体験ツアー」を実施しています。 子どもたちが保護者といっしょに野菜や果物の産地を訪ねるバスツアー。産地では収穫を体験したり、産地ならではの料理で野菜を食べたり…。生産者と直接対話して産物への想いやこだわりを知ることもできる体験学習の場です。 2010年度からは食品メーカーさんと連携し、醤油やお酒などさまざまな加工食品の製造工程を見学できる工場見学ツアーをスタート。原料へのこだわりや厳しい品質管理体制によって食の安心・安全が実現していることを伝えています。 料理を通じて、おいしく、楽しく作る体験ができると食べ物に対する関心はさらに高まります。カスミ食育クッキング倶楽部では「親子料理教室」や「キッズ料理教室」などを開催し、小学生の子どもたちに調理体験の場を提供しています。 「いただきます」という言葉には、命ある食べ物を頂戴しますという意味があります。自分で体験することで、作る喜びや食べる楽しみを実感すれば、作物や料理を作ってくれた人に対する「ありがとう」「もったいない」「ごちそうさま」の気持ちも生まれてくるでしょう。そんな想いで続ける食育活動。カスミは食に携わる企業の責務として、これからも食育に取り組んでいきます。データで見る野菜や果物の産地を訪ね収穫や試食を体験する「イキイキ収穫体験ツアー」と加工食品の製造工程を見学する「工場見学ツアー」を実施していますカスミの食育5 A DAYスーパーマーケットツアー参加児童・園児数の推移※ファイブ・ア・デイ(5 A DAY)運動 健康のために「1日5皿分以上の野菜(1皿の目安は70g)と200gの果物を食べること」をスロ−ガンにした、食の教育プログラムです。日本では2002年7月に「ファイブ・ア・デイ協会」が設立され、国内における5 A DAY運動が本格的にスタ−ト。カスミは、この運動を通して野菜や果物の摂取量の改善がお客さまの健康増進に寄与することを願い、店頭などで積極的にPRしています。成長期の園児に貴重な体験三和保育園管理栄養士大木 智慧さん 野菜を食べることの大切さを学んだことで給食や家庭での食べ残しが少なくなってきました。健全な成長、発達に大切な正しい食生活を身につけるうえでこうした機会を提供していただけることに感謝しております。 体験したことを子どもたちが親に話すことで、家族みんなで食育への関心が高まることにも期待しています。

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