Cha-ble_Vol22
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菓子担当バイヤー商品の仕入れ担当として女性目線を活かした商品開発やオシャレな売場づくりを目指します。 Career Design活躍するカスミで女性たちごとに特徴のある個店運営を目指す業務改革「ソーシャルシフトの経営」に取り組んでいます。カギを握るのが現場の女性従業員。その多様な生き方や、そこから生まれる知恵やアイデアを集め、お客さまや従業員が楽しめることなら法律や企業理念に反しない限り店づくりに活かしていきます。その様子は社内フェイスブックに投稿され、組織を活性化させています。とはいえ、食品スーパーなど小売業の多くは365日、長時間にわたって店舗を開けて営業しており、小売業界で働き方を変えるのは難しいという風潮が残っているのも事実。そこで、管理職を対象にダイバーシティマネジメント教育を継続的に行い、多様性を認め合える企業風土づくりに力を注いでいます。食育担当地域の小学生を店舗に招く「スーパーマーケットツアー」などで食育活動を行っています。広報担当マネジャーマスコミ対応や社内広報を行う部門のリーダーとして、仕事と子育ての両立を目指します。チ ー フ店舗の各部門で販売計画の作成や発注・在庫管理、売上管理、部下指導を担います。執行役員・地域商品開発部マネジャー伊神 里美1989年入社。一般食品担当、日用雑貨担当バイヤー、次長を経て、2006年カスミ初の女性店長に。2014年地域商品開発部マネジャー。2016年カスミ初の女性執行役員に。店 長2006年に初の女性店長が誕生。2016年11月末現在、8名の女性店長が活躍しています。次 長店長を目指すポジションとして、次長職育成研修をすべての女性チーフに実施しています。トレーナー鮮魚・デリカ・レジの各部門の教育を行うトレーナーとして、女性が活躍しています。「身近な人を幸せにしたい」すべての第一歩はそこから「先駆けになろうと思ったわけではないんです。ひたすら家族や仲間、お客さまといった身近な人を幸せにしたいと思って働いてきた結果が今なんです」そう話すのは、創業55年のカスミの歴史の中で初めて誕生した女性執行役員の伊神里美さん。女性初の次長、そして店長と、男性主導の小売業界の中を、つねに女性のフロントランナーとして走ってきました。印象深いのは、女性初の店長を務めた真壁店のころ。「店長のほか、次長やチーフが全員女性の実験店舗でした。本当にいろいろなことを乗り越えてきました。苦楽を共にした当時の仲間とは今でもつながりがあり、近く富士山登山の計画を立てています」と伊神さん。登山ばかりか、薔薇の栽培、淡水魚の飼育、そしてヨガや旅行など趣味も多彩。数年前、体力づくりのつもりで始めたジョギングでしたが、昨年はホノルルマラソンを完走するまでに。「仕事もプライベートも目標を持ち続けることがモットー」と話します。これからの目標は?という質問には「後輩の女性たちを輝かせること。そして地域のメーカーさんとカスミが一緒に輝くこと」。まっすぐな視線が印象的でした。執行役員4

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