Cha-ble_Vol23
4/16

4メニュー提案と健康相談 カスミはこれまでにも、健康や食育をテーマにさまざまなカタチでお客さまとの交流を深めてきました。2003年にスタートした食育活動は、スーパーマーケットツアーや収穫体験ツアー、食育クッキング倶楽部など、参加者は年間約1万人にのぼります。同時に野菜や果物を食べてお客さまの健康増進を図るファイブ・ア・デイ運動を推進。また2003年には、毎日の献立に役立つメニュー提案をするクッキング・コミュニケーションの導入を開始し、現在までに55店舗に設置されています。 2017年、これまで別々に活動してきた「食育」「クッキング・コミュニケーション」「イートイン」の3つの連携を強化するため、環境社会貢献部に「カスタマー・コミュニケ―ション」を新設。地域のお客さまの「心と身体の健康づくり」に貢献すべく、活動の幅を広げています。 新たな取り組みの一つが、2017年4月21日にオープンしたフードスクエアカスミアルコ越谷店でスタートした栄養士・管理栄養士による健康相談です。イートインコーナーを使い、血圧・血管年齢・体脂肪・筋肉量などを測定。その結果を元に、栄養士・管理栄養士が健康相談や食事のアドバイスを月2回行います。そこコーナーを設けました。たとえ施設や設備が十分ではないお店でも、「相手以上に相手を思う」というカスミの価値観の実践としてお客さま視点の店づくりが行われています。 フードスクエアカスミ下館南店では「お客さまリクエスト料理教室」を開催。寄せられたリクエストに応じて、クッキング・コミュニケーション担当者が「早い・安い・簡単」なレシピを作成し、お客さまと一緒に調理。目の前で教わる分かりやすさに、自分のリクエストが採用される楽しさが加わり、人気の催しとなっています。 また、商品やサービスの面でも、お客さまにとって発見のある新しい試みがさまざまに実践されています。例えば青果部では、カスミの青果コーナーの目玉にしようと限定商品「ごろごろフルーツゼリー」を開発。新鮮な旬の果物の大きさ、量、組み合わせから、それを引き立てるゼリー、容器などすべてにこだわって商品を開発しました。店内に完備されたカットフルーツ室で、各店の従業員が一つひとつていねいに作っています。さらに、鮮魚売場に焼き魚を提供するコーナー「焼きた亭」を導入し、塩焼きや照焼き、かま焼きなどを品揃え。店内の生魚を、お客さまのご要望に応じて無料で焼き上げるサービスも実施しています。 こうした取り組みを通して、カスミがより一層地域に根ざし、いつも一番に選んでいただけるお店となるよう、お客さまに寄り添うサービスを展開しています。❶旬の果物を使って店内でつくる「ごろごろフルーツゼリー」などカスミのこだわり商品が並ぶカットフルーツコーナー❷和食・洋食・中華のお惣菜やサラダをビュッフェスタイルでご提供するデリカコーナー店内で栄養士が健康相談もHealth & Wellness地域コミュニティの拠点となるスーパーマーケット「ヨリミチしたくなる店づくり」をご紹介します。❶❷

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る