Cha-ble_Vol26
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動し、店舗近くには留学生が暮らす学生寮もあります。しかし、これまで付近に食品を扱う店舗が少なく、学生の多くは買い物や食生活に不便を感じていました。今回オープンした新店舗は、学生たちのキャンパスライフの支援や教職員の福利厚生につながる商品やサービスの提供にとどまらず、地域の憩いや交流の場となる店舗づくりを目指しています。たとえば、店内外に広々とした飲食スペースやテラス席を設けているのもその一つ。門塀がなく開かれた大学を目指す筑波大学の特徴を生かし、地域住民が気軽に立ち寄って学生と交流できるよう店舗デザインを工夫しています。カスミの店舗に併設するのは、南米コロンビアに自社農園を持ち、筑波大学とコーヒーの共同開発も行う人気のカフェ「サザコーヒー」。緑豊かな森の学び舎に生まれた憩いと交流の場にふさわしい佇まいの店舗です。オープンセレモニーに参加した筑波大学の永田恭介学長(写真)は「地域と大学が一体化して歩いていくメモリアル(記念館)になってほしい」と話しました。学生や教職員の声に応え筑波大学のキャンパスに出店いまカスミは「ベスト・ローカル・スーパーマーケット」を目指し、地域特性に合わせたお店づくりを進めています。2018年10月1日にオープンした「カスミ筑波大学店」(茨城県つくば市)は、国立大学のキャンパス内に立地する民間企業のスーパーマーケットとして、全国でも珍しい店舗として誕生しました。筑波大学は東京ドーム55個分という広大な敷地で、学生と教職員合わせて約2万2千人(2018年5月現在)が活MADE IN LOCALメ イ ドロ ー カ ルイ ン「人間愛」「地域愛」をカタチに森の学び舎に集いの空間学園エリア、オフィス街、新興住宅地、既存市街地…、地域ごとに変化する多様なニーズ。その一つ一つの声にカスミは真摯に耳を傾けどんなキモチにも寄り添うベスト・ローカル・スーパーマーケットを目指します。2

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