Cha-ble_Vol26
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カスミ筑波大学店 店長 箱田 直美次世代のカスミを意識した店舗づくり「自宅から近くて助かる」「学校帰りに買い物できてうれしい」などの声が寄せられています。キャッシュレス化やテラス席などの交流スペース、自転車空気入れスタンドなど学生向けサービスなども含めとても好評です。学生の皆さんは健康志向で自炊率も高く、個食サイズや簡便商品だけでなく、家族サイズの生鮮品やお米も売れています。いま店舗ではTwitterやLINEなどSNSを活用したお客さまとのコミュニケーションに力を入れています。ご要望やご意見だけでなく、日本全国、世界中から筑波大学に来ているお客さまと情報のやり取りをすることで、新しい商品やサービスの開発につなげていきたいと考えています。セルフレジのキャッシュレス店舗「人間愛」「地域愛」をカタチに大学と連携し新たな試みもカスミ筑波大学店は大学構内の店舗という特性を生かし、新しい取り組みを行っています。その一つとして、待ち時間を少なくするため全てのレジでセルフレジを導入し、クレジットカードや電子マネーを使う完全キャッシュレス化を実現しました。品揃えの面では、一人暮らしの学生に向け野菜や果物は1個単位で販売。惣菜の1人前販売も拡充。また、筑波大学は留学生が約2千500人(2018年5月現在)と多いことから、アジア系を中心に調味料などの輸入食材を充実させたほか、イスラム教の戒律で食べることの許される「ハラールフード」も扱っています。サービス面ではFREE Wi-Fiが使用できるイートインコーナーに、アパート探しに便利なセルフ不動産検索機(提供元・一誠商事㈱)を設置。簡易キッチンを備えた多目的スペースを店内につくり、コミュニケーションスペースとして活用できます。さらに、スマホ充電器シェアリングサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」(提供元・㈱INFORICH)を入口付近に設置。店舗横には宅配便ロッカーを設置するほか、簡単に自転車の空気補充ができる「無料空気入れスタンド」(写真)を設置しパンク修理にも対応(有料)しています。オープン日に訪れた筑波大学社会学類3年で筑波大学新聞編集長の秋田耕平さん(写真)は「学内立地という便利さに加え、大学で栽培している果物なども販売していていいですね。今後はキャッシュレスが学生にどう受け止められるか学生新聞としても注目していきたい」と話していました。Voice大学の実験農場の農産品を販売するコーナーキャッシュレス化でレジもスムーズにカウンター席中心の店内イートイン(左)と店舗前のテラス席(下)は交流スペースとして人気輸入食材やハラールフードも豊富に取り扱い3

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