Cha-ble Vol28
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❺❶れんぼしてますよ」とにんじん畑の写真も見せます。こうして、その日使われている野菜を順番に教えます。すると子どもたちは、その野菜を食べているところを見てもらいたくて仕方がない様子。嫌いだったはずの野菜も、いつの間にかぱくぱくと食べてしまいます。食事室に面した調理室が、ガラス張りになっているのも特徴です。子どもたちからは食事をつくった人の顔が見え、調理スタッフも子どもたちの反応を確かめることができます。1・2・3歳児と保育士が一緒に同じものを食べ、2歳児以上は「ごちそうさま、美味しかった」と言いながら食器を下げる。こうして、給食を通してたくさんのふれあいが育まれます。手間暇かけた和食で育てる給食の献立は和食が中心。地元産の米を毎日五分づきで精米し、味噌汁も毎日丁寧に出汁を取ります。一昔前は当たり前だった和食の献立も、手間がかかるため家庭ではあまりつくられなくなったと高野真由美園長(写真)は言います。「お母さんが子どものために日々やってあげたいけれど、仕事が忙しくてできないことを、この保育園で提供したいと考えています。子どもにとって大切従業員や地域のために企業主導型保育事業保育園が社内にあると安心して働けるわ会社で保育園をつくったら従業員がイキイキカスミいいねの森保育園高野 真由美園長❶「いただきます」のあいさつも大切な食育❷栄養バランスと旬に配慮した和食の給食❸旬の食材や年中行事にちなんだ「食育クッキング」❹給食の時間に食育を行うカスミの管理栄養士❺調理室で給食、離乳食、おやつを手づくり❻園庭の畑で園児たちが野菜を育てます❼ご家族も参加して夏祭りも行われました❽ハロウィンには仮装した園児たちがカスミ本社を訪れました❷❸❹❻❼❽4

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