Cha-ble_Vol29
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11カスミが取り組むSDGs地元農産物を共同配送「やさいバス」スタート買い物弱者支援茨城県阿見町でも子どもたちに食品を届ける活動に協力 「移動スーパー」茨城県内6台目 新型コロナウイルス子ども支援募金 茨城県と包括連携協定カスミは2019年12月11日、茨城県と農林水産業の活性化など幅広い分野で連携する包括連携協定を締結しました。この協定に基づく新たな取り組みとして、やさいバス株式会社と提携して2020年4月から茨城県内で「やさいバス」事業をスタート。やさいバスが提供するマッチングアプリを介して生産者と消費者のニーズをダイレクトにつなぎ、地元農産物を共同配送し、消費者へ届ける取り組みです。カスミの無人店舗(オフィススマートショップ)や実店舗を農産物の出荷・受け取り場所となる「バス停」として利用してもらうことで店舗の利便性を高めることがねらいで、自社の商品配送網を使い、消費者が注文した野菜や果物を最寄りのバス停(店舗)まで届けます。カスミは2013年から、近くにスーパーがないなど買い物が不便な地域に商品をお届けする「移動スーパー」の取り組みを行っています。2020年2月10日には茨城県阿見町でも運営を開始。軽車両を使い、乗り込まずに買い物ができるのが特徴で、足腰の弱い方でも安心して買い物を楽しめます。2020年4月末現在、茨城県つくば市、取手市、日立市、笠間市、阿見町の4市1町で6台の車両を使用して運営。生鮮食品や惣菜、牛乳、パンなど約400アイテムを販売しています。新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、臨時休校で給食がなくなり、家庭の事情で十分な食事がとれない子どもたちの健康不安や栄養不足が懸念されています。こうした中、支援が必要な家庭に食品を届けるなど、子どもたちへの支援を継続するための活動が各地で行われています。 U・S・M・Holdingsグループのカスミ、マルエツ、マックスバリュ関東の食品スーパー3社は、困難な状況にある子どもたちを支える一助として、2020年4月25日~5月24日に計518店舗で募金活動を実施。皆さまからお預かりした募金は全額NPO法人3団体に寄付され、支援が必要な家庭への食品の配達や受け渡しなどに役立てられます。オフィスマ茨城県庁店軽車両でも約400アイテムを品揃えサービスカウンターなどに設置されたポスター

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