Cha-ble_Vol17
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メニュー提案フライパンひとつで和食がもっと簡単になるあの手この手 種類が豊富になった冷凍野菜。野菜の持ち味を引き出すため、めんつゆは控え目に。和食の手間をフライパンで解消! 毎日食べても飽きがこない、そのうえ栄養バランスにすぐれた和食。ところが一方では「和食は面倒で難しい」という声も聞かれます。確かに、だしや下ごしらえなど手間がかかるイメージがあるのも事実。そうした中、カスミでは和食を家庭で手軽に楽しんでもらうための売場づくりやメニュー提案にも積極的に取り組んでいます。 今回ご紹介するのは、フライパン一つでササッとつくれる和食の定番メニューです。「実はフライパンこそ、和食づくりの強い味方」と話すのはカスミの管理栄養士、高野真由美さん。煮る、焼く、茹でる、揚げる、蒸すなど、これ一つで何でもできるうえ、底の面積が広いので熱が伝わりやすく、素材を並べたり取り出したりするのも楽なスグレモノです。かたい根菜類も冷凍野菜ならラクラク 1品目は副菜の「筑前煮」。いろいろな野菜のうま味が集まった、栄養豊富なおふくろの味です。でも根菜類はかたい野菜が多く、皮をむいたり、切ったり、面とりしたりするのが大変。しかも、何種類もの野菜を買い揃えると、食べ切れなくて捨ててしまうことになるかも……。そこで役立つのが冷凍野菜です。「筑前煮用」「豚汁用」「和風野菜」など、和食向けに多品目をミックスした商品が揃い、しかも凍ったまま調理できるので、思い立ったらすぐ調理にとりかかれます。 今回は、サトイモ、レンコン、ニンジン、タケノコ、インゲン、シイタケ、ゴボウが煮物用にカットされた冷凍野菜1袋を使用。ほかに加えたのは、コンニャクと鶏肉だけ。まず、フライパンで鶏肉を炒め、火が通ったら冷凍野菜を加えて炒めます。めんつゆとみりんで味付けし、下茹でしたコンニャクを加え、ふたをして煮汁がなくなるまで煮込めば出来上がり。 「筑前煮は、根菜類をたくさん食べら煮る、焼く、炒める、蒸す、茹でる…、レシピ作成(株)カスミ環境社会貢献部管理栄養士 高野 真由美和食のメニュー提案を行うクッキング・コミュニケーション煮る、焼く、炒める、蒸す、茹でる…、

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