Cha-ble_Vol17
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地元大学と共同開発栄養バランス弁当 お弁当や惣菜など調理をせずに家庭で食べる中食は、今や家庭で調理する内食や外食とともに食スタイルの一部となり、その傾向は年々強まりつつあります。こうした中、カスミは地元大学と共同で栄養バランスにすぐれた和食の特徴を生かしたお弁当の開発に取り組んでいます。 茨城キリスト教大学生活科学部との共同開発で2008年からスタートした「栄養バランス弁当」はこれまでに77種類を発売。2〜3カ月サイクルで新商品を開発し、1日に約1千食をご購入いただいています。具沢山でも低カロリー和風弁当 特徴は1日に必要な30品目の食品のうち10〜20品目が摂れる栄養バランス、そしてカロリーを500キロカロリー以下に、塩分も3グラム程度に抑え、成人病が気になる方や高齢者も安心して食べられる健康弁当。500円以下(税込み)という価格も人気の秘密です。 2014年2月に発売した「竹の子ご飯」と「アジ塩焼きゴマ風味」は成人病予防の観点から脂質を50%以下(当社比)に抑えた低脂質弁当。「20品目の具沢山バランス弁当」は食材の種類と品目数をバランスよく摂れる和風弁当です。同大の川上美智子教授は「良いものをつくれば喜ばれますし、それが家庭の食事などに与える影響も大きい」と今後も新たな商品開発に意欲的です。物足りなくない低カロリーの和定食 食生活改善のきっかけづくりを社員食堂から︱︱そんなコンセプトでカスミは茨城県つくば市にある本社の社員食堂を2012年にリニューアルしました。このときから導入され好評なのが、和定食をベースにした茨城キリスト教ランチ(以下茨キリランチ)。同大生活科学部の学生さんが年4回レシピを考案する日替わり定食です。 特徴は①カロリーは500〜600キロカロリー程度②野菜を140グラム以上使用③一汁三菜の和定食を基本に、商品開発・食生活改善地元大学とのコラボレーションで誕生した和風弁当と和定食茨城キリスト教大学生活科学部川上 美智子教授2008年から川上ゼミとカスミの共同開発でスタートした「栄養バランス弁当」はこれまでに77種類を発売。2012年からはカスミつくばセンター(本社)の社員食堂の日替わり定食「茨城キリスト教ランチ」の開発でも連携しています。栄養バランス弁当を共同開発する茨城キリスト教大学生活科学部「川上ゼミ」の皆さん竹の子ご飯(低脂質弁当)アジ塩焼きゴマ風味(低脂質弁当)20品目の具沢山バランス弁当

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