1　CO₂を吸収する

森の木々は光合成により二酸化炭素（CO₂）を吸収し、私たちの呼吸に必要な酸素をつくりだします。そのため、地球温暖化の原因の一つであるCO₂を減らすという大切な役割も果たしています。

2　木材を生産する

森の木々は、家や家具の材料や紙の原料として私たちの生活に役立っています。木を切った後に苗木を植えてきちんと手入れをすれば、くり返し資源として利用できます。

3　土砂流失を防止する

森の土は樹木の根でしっかり固定され、表面を落ち葉や枯れ枝などが守ってくれています。そのため、雨が降っても土砂が崩れたり、流れだしたりすることを防いでくれます。

4　水をたくわえる

森の土はすき間がたくさんあるスポンジのようになっていて、降った雨を一時的にたくわえてくれます。そのため、雨水は少しずつ川に流れ、洪水や水が枯れるのを防いでくれます。

5　動植物のすみかとなる

森はさまざまな動植物が暮らす場所になっています。これは、木の実が小動物のエサになり、その排泄物が植物の栄養になるなど、お互いを支えあっているからです。

6　やすらぎの場となる

豊かな森は私たちの心身をリフレッシュさせ、やすらぎの場所となっています。また、登山やハイキング、バーベキューなどレクリエーションの場所としても活用されています。