日本は国土の67%を森林が占める世界でもトップクラスの森林国です。しかし、安い外国産の木材におされて国内産の木材を使う割合が大きく減り、森の手入れを行う林業が衰退してしまいました。その結果、多くの森林が荒れ放題となり、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収したり、土砂の流失を防ぐなどの、森林が本来持っている大切なはたらきが低下してしまいました。
私たちカスミは、自然のめぐみに支えられて食品を提供する企業の社会的責任として、これまでも環境保全に積極的に取り組んできました。そして2011年春、創立50周年の記念事業の一環として、「カスミ共感創造の森」づくりをスタート。地元茨城県の笠間市にある吾国愛宕県立自然公園内で森づくりに取り組んでいます。
この活動は、単に木を植えるだけではありません。木を植えたあとも、下草を刈り、木を間引き、木力のおとろえた木を伐採するなど、時間をかけて森の手入れを行っていきます。それは森が本来持っているはたらきを回復させ、ふるさとの自然を次の世代へ手渡す取り組みです。そしてこの森づくりを通して、環境保全の大切さを地域の皆様やお客様とカスミの従業員が共感し、きずなを深めることを目指しています。
電車 | JR常磐線岩間駅下車、徒歩約50分・タクシー約10分 |
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車 | 常磐自動車道・岩間ICより約15分、北関東自動車道・友部ICより約15分 |
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